オークションでは、出品者でも落札者でも、唯一の関心事は落札価格の水準だ。
オークションはその水準を決めるための決戦の場。人気も出るのも良く分かる。
しかし、これだけは覚えておかねばならない。
オークションで自分が落札した場合、それはもっとも高値をつけたということと
同義なので、再出品しても同じ価格で売れることは無い。
つまり、市場価値(価格)はもっともっと低いところにあるということ。
情報の非対称性など考慮すべきことはいっぱいあるけど、
落札する側はアタマの片隅においておくべきだろう。
さて、今回はオークションでの理論価格の算出を行いたい。
今はオークファンがあるので、とてもラクだ。
エクセルがちょちょっと利用できればできてしまうので、ぜひ試して欲しい。
1.まず、ターゲットを決める。何を買うのか。
モノが変わると当然ながら、価格は変わるので、あくまで同一製品として、
製品型番などはしっかり控えたい。
今回は例として、7.0型ワイドVGAを搭載し、5.1ch対応している最強のカーナビAVIC-ZH009にしよう。
2.次に過去のオークションから理論価格を算出する。
そこで、オークファンに行って、最近の落札価格のデータをダウンロードしよう。
製品の型番を入れて、検索。
そこで、「開催中」ではなく、過去のものを指定しよう。
分析をするにあたって、一定の数のデータは必要なので(できれば100以上)
今回は5月、6月と7月で終了しているものを対象とした。
続いて、対象としているデータをエクセルに記入することになる。
面倒なので、コピー&ペーストしてしまえばよい。
今回は素直に、オークションの件名、落札価格、入札回数、落札日付を取得した。
(ここで注意したいのは、エクセルに貼ってしまうとデータになっていない点。
きちんと計算できるように、「データ」として貼ろう。一回、テキストエディタにペースト
してから、貼りなおすのも良い。)
これで準備はOK。
3.次に分析をしたい!と思うのだが、このままではこのデータは利用できない。
なぜなら、落札価格に、オプションであるビーコンユニット(ND-B6)とオービスROMを
含んできるケースがあるからだ。これらは別にビットをたてておかなければならない。
そこでそれぞれ、列を作成して、ビーコンユニットつきの商品であれば、その欄に
1を記入、ビーコンが付いていなければ0を記入する。オプションのオービスROMについても同じである。
データが揃ったところで、実際の分析の説明は明日。
回帰分析をやることになるので、このあたりを予備知識としてもたれていると
話が早い。
お~:idea:
おもろい。しらんかったそんなの:beginner:
さっそく使ってみよ:mrgreen:
あしたもよろしく:exult:
価値
今年に入ってからヤフオクにかなりはまっています。いくら使ったのだろう?調べればわ