以前読んだ、発想する会社!とイノベーションの達人!がとても良く、IDEOという会社をずっと追っかけています。
発想する会社!
イノベーションの達人!
最近はやりの、DesignThinking(デザイン思考)というやつなのですが、出版は結構古くて、2002年。それから、昨今のアジャイルとかスクラムとかweb開発の現場での方法論にフィットしやすいので、web業界でも広まった感があります。
なお、zibaの濱口さん(以前、IDEOに所属)がさらに方法論として掘り下げられているので、とても勉強になります。
そのIDEOがIDEO Uというオンラインラーニングを開講しました。
初回は2015年3月。
それから、どんどんコースが増えていって今では4つのコースが開催されています。
このうち、Stroytelling for Infuluence以外は(会社のお金で)受講しました。お値段$399(5万円くらいか)(確か開講順は、Insights For Innovationの次はFrom Ideas to Actionだったと思う)
やり方は、5週間くらいで10本くらいの動画を見て、セクションごとに課題を提出。
最後に大きめの課題があるので、ががっとやって全員に公開する形です。
課題提出部分は、スレッド形式になっており、そこに生徒がペタペタと自分の課題を貼っていき、techerとアシスタントの人がコメントしていってくれます。
また、他にもLinkedInにグループを作ってくれるので他のトピックでもディスカッションができます。
(これも後半は、オンラインラーニングのプラットフォームについてたので、今はないかも)
無事、最後の課題を提出し、チェックを受けると修了証(certificate)を発行してくれて、LinkedInに学歴としてはることができます(これが地味に嬉しい)
最初はかんたんそう、ボリューム的に楽そうに見えるのですが、やっぱり仕事をやりながらだと終盤はタイトになってきてやや大変でした。課題のスレッドとか、本当は他の人のも見ると楽しいんだろうけど、自分の提出とコメントへの返信で精一杯な感じ。
でも、総じて体系的に学習できるので英語に苦手意識がない人にはオススメだと思います。
また、友人がIDEOUについて質問をくれたので、ここで返信したいと思います。
1 ビデオとか教材をダウンロード出来るんだよね?期間終わってからも見返せるの?
課題をやるペーパーはPDFでダウンロード可能。それに書き込んで画像撮ってUPLOADして提出という流れです。ただ、ビデオは画面からはダウンロードできないようになっていました。(ホスティングしているURLを直にアクセスしてダウンロードしたのは言うまでもありませんがw)
2 ライブチャット?の時間があるようなんだけど、そこは出た方が良いの?英語力的に自信なし。
トムケリーとか、ティムブラウンが降臨する時があるので、出た方がもちろん良いのだけど、確かに通訳もないセッションに入るのは辛いです。話が全くわからん時もあるし。しかも時差があるので、日本時間だと大体朝方。。。ワタクシは一度も出ませんでした。。でも、後日アーカイブが上がってたような気がします。ちょっと間延びした動画なので全部見てない。
3 コースガイドの英語は解るなレベルなんだけど、コースの中身は難しい?
ガイドの英語がわかれば十分。ビデオ教材はClosedCaption(字幕)を表示することができて、さすがに日本語はないのだけど、英語を追うだけでかなり理解ができるかと。(ただ、ダウンロードした動画にはCCが無いので注意)
4 やって良かった?
ちょっと大変だけど、これはもう良かったよ。
いろんな業界の人がいて視野が広がるし、日本のOFF会(2人だけどw)もやりました。
動画そのものが面白いし、referenceやresourceで紹介されている本や動画(英語だけど)も面白いネタが多いので、オススメできます。